12.3新宿 DEEP JEWELS 18 | アマチュア出場 山崎桃子選手インタビュー
[シリーズ]12.3新宿 DEEP JEWELS 18 アマチュア出場4選手インタビュー
防具なしから、防具ありでのMMA再挑戦!力をつけてプロを目指す/山崎桃子インタビュー
DEEP JEWELS 3戦目の山崎桃子選手。
今回は相撲ファイター吉川桃加選手を迎え撃つ。
見た目とは裏腹に、MMAに対する想いは真っ直ぐ。
防具をつけて、ゼロからやり直し始めた彼女に迫ります。
(取材:DEEP事務局)
防具をつけてやり直したい
――今大会もアマチュアルールへの出場ということで、これで3戦目になります。
はい、DEEP JEWELSという舞台でいい経験をさせてもらっています。
――ここまで2戦して1勝1敗ですが、どうですか、手ごたえと言いますか。
まだ2戦ですし、結果を出せたとか経験を積めたとか言える段階ではないと自分自身で思っています。
――今まで防具なしの試合に出ていた山崎選手が、防具ありのアマチュアルールに参戦し続けるというのは、なぜなんでしょう。
所属しているジムの会長から、本来通るべき道でやり直すべきだと進言していただいたこともあり、防具ありのアマチュアルールで参戦させてもらっています。
――本来通るべき道といいますと?
私が初めて試合に出た時はMMAを習い始めてわずか1ヶ月くらいだったんです。そこから他団体で防具のないルールで5戦しましたけど、今思えばMMAの試合と言えるようなレベルの内容ではなかったと思います。
――かなり早い段階で試合をしていたんですね。そうすると、ここはしっかりと経験を積んでいきたいということですね。
はい。せっかくこうして、防具をつけて、プロの方の試合前にアマチュアルールの試合をやらせてもらっているわけですから、ここでしっかりと結果を出して、いずれはプロでも試合が出来るように自分自身の形を作っていきたいです。
――失礼かもしれませんが、意外といいますか…
そうですか?(笑) 私はごく普通にそう思ってますけど。
――ものすごく格闘技に対して真摯に取り組まれている様子が伝わってきました。
集中すること、続けることが大事
――練習時間はしっかりと確保出来ていますか?
練習は週5回ほどで、1日2〜3時間くらいです。
――継続して練習が出来ている様子ですね。
充分な練習とは言えないかもしれませんけど、限られた時間の中で集中することが大事だと思うようになりましたので、今はこのペースでの練習を続けていきたいと思っています。
――続けていくことも大事だと。
はい。(続けることは)簡単なようで、それが一番難しいと思いますし。
――今回、DEEPのMMAルールが改定されてからは初めての試合になるかと思いますが、その辺りで何か不安な点はありますか?
いや、試合の内容で大きく変わったことはないですので、不安とかはないですけど、セコンドの規定とか、マットに水を濡らしたらダメとか、そういう周りの部分の変更が大きいのかと思うので、私だけではなくて、セコンドにもそこはしっかりと把握してもらわないといけないなと思ってますけど。
――セコンドがルールを守ってなかったら、試合に集中出来ないですもんね。
大丈夫だとは思いますけど…でもなんか不安になってきたので、セコンドとはこれからしっかりと打ち合わせをしたいと思います(笑)
――今回の対戦相手について、事前の情報や印象などありますか?
公開されているような情報は入ってきますけど、私は人に興味がないので特に何も言うことがありません。
――誰でもいいと。
いや、私はアマチュアですから、相手がどうこう言える立場ではないです。
「女子格の山崎桃子」
――DEEP JEWELSではアマチュアも3戦目になりますけど、いずれはプロという思いもある中で、今後の目標を聞かせて下さい。
今はアマチュアですけど、力をつけて、プロに上がれるようになりたいですし、「女子格の山崎桃子」というように世の中の人に認知してもらえるようになりたいです。
――自分を1人の女子MMAファイターとして認めてもらえるようになりたいと。
そうなりたいです。でも、存在を認めてもらうには、ただ何となく試合をするのではなくて、見ている人に何かを感じてもらえる、感動してもらえるような試合をする、それが私の一番の想いというか目標です。
――早く防具を外して試合に出れるようになるといいですね。
防具をつけていても、何かを感じてもらえるような試合はできると思いますし、どんな試合でも全力を尽くしますので、皆さんには映像とかではなく、会場で間近で感じてもらいたいです。是非会場で応援よろしくお願いいたします。
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